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開業4年も経てば

 開業支援させて頂いた院長先生より「処置室の椅子が汚れ、みすぼらしくなった」とのご相談頂き、即時お伺いし、状況確認させて頂きました。20180413_001.jpg

 物としては、開業時に弊社で市場調査した上でお薦めした比較的安価でも丈夫そうなドクターチェア(remex社製)2脚で、「院内を少しでも明るく...」という先生のご要望で明るいライムグリーンの表皮が故に尚更のこと、処置施術椅子並びに患者用椅子として4年間使い続けて、手垢や薬剤の沁み等で薄汚れてしまっておりました。

安価な故に...

 一応、メーカーに確認致しましたが、上位のリクライニング・チェアだと交換部品として座面は用意されているものの、当該ドクターチェアにはそうした用意は無いとの事でしたので、先生にご報告した上、取り敢えずは弊社にて表皮の洗浄を試行してみるという事で1脚お預かりさせて頂きました。

 今の時代、大量生産、大量消費、使い捨てで、確かに安価に物は手に入る様にはなりましたが、人件費は安くはならないので逆転現象が起きているのも事実。 欧米には"チップ"という慣習にもある様に、人の労力、労働に対しては正当に対価を払うという意識がありますが、残念ながら日本では"おもてなし"に代表される様な、心意気や気遣いというものにすり替えられ、無償のもの...という潜在意識がある所為なのか、安易に「送料無料」が大手を振って独り歩きし、物の金額同等それ以下に人の労働対価を見る風潮があるのは困ったものだと思います。

 結果として、何でも「修理」ではなく、「交換」「買い替え」の方が「安い」という判断基準だけがこれまた独り歩きして、実際には廃棄品の処分コストや費やされる消費エネルギーの事は計算に入っていない。 まるで原発政策と同じことが身近でも起きております。(原発エネルギーはまるで永久サイクルの様に語られ、エネルギーコストも安く、環境にも良いとされますが、実際には手がつけられない使用済み核燃料が増え続け、どこの国の技術でもそれを無害にすることは出来ず、大量のエネルギーを使って地下に埋蔵するか、宇宙に捨てるしかないのと同じ)

 弊社ではPC作業用椅子の張替は実績が有るので、同様に分解し、汚れた各部を清掃し、磨き、表皮も洗剤に漬け洗いして、手間を掛けて再生させて頂きました。

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結果として...

 座面のウレタンフォーム等の経年劣化は見られなかった為、あくまでも表皮の戦場に留め、1脚を仕上げた上で汚れたもう一脚と対比して頂きました。20180413_008.jpg

 一連の作業工程を写真でご説明し、その上で4年に一度の投資コストでこれだけ綺麗に蘇るということを認識頂いた上で納得頂き、二脚目も分解/洗浄作業をさせて頂き、今では綺麗になった椅子で、患者様も快適に治療を受けて居られます。